ボストンの基本情報
ボストンの気候
ボストンの緯度はおよそ札幌、旭川、釧路など北海道と同じです。春は少し短めですが(冬の後すぐに夏になる)日本同様に四季があります。日本ほどは湿気が高くないものの、夏は高温で、日中は30℃を大きく超えます。
冬は北海道より寒くなります。特に極寒期である1月と2月は氷点下15~20度まで気温がさがる時があります。雪も多く振ります。また春と秋にも朝夕に気温が下がる日がありますので、夜間外出時は予めジャケットをお持ちください。
6~9月は比較的雨も少なく、気持ち良い青空が広がり旅行にはベストシーズンです。5月の新緑の時期と秋の紅葉の時期はボストンでは最も美しい季節となります。
時差について
ボストンのあるマサチューセッツ州はニューヨーク、ワシントン、マイアミと同様、アメリカの東部時間帯(米国イースタン・タイム)に属します。日本との時差は-14時間あります。たとえば日本が正午の時、マサチューセッツ州は前日の午後10時です。
なお3月の第2日曜から11月の第1日曜はサマータイムが導入され、日本との時差は-13時間となります。サマータイムは馴染みが無い方も多いと思いますが、サマータイムへの変更日が訪れると、土曜日の深夜2時(日曜日未明)に時計を1時間進めます。ボストンにいるときは冬時間では2時間(夏時間では1時間)を足して昼夜を逆にすると日本の時間です。
犯罪について
ボストンは比較的治安の良いところですが、ここはやはりアメリカ。人通りの多い所ではスリ、置き引き、引ったくりには十分にご用心下さい。
また、多額の現金、パスポートなどは不必要な時には持ち歩かずに、ホテルフロントのセーフティボックスにお預け下さい。
ホテルのお部屋に備えてあるセーフティボックスよりは、フロントのセーフティボックスの方がより安全とされています。ただしフロントのセーフティボックスは大抵の場合、合鍵がないためカギを絶対に無くさないようご注意下さい。紛失されますとセーフティボックスを壊すための費用がかかる場合がほとんどです。
またホテルご出発時に、ボックス内にお忘れ物がないようご注意下さい。
観光中の車内には絶対に貴重品は残さないようお願い致します。
税金について
ボストンのあるマサチューセッツ州の州税(セールス・タックス)は6.25%です、これは日本でいう消費税です。
しかし、食料品や衣料品などの生活必需品には175ドルまで税金がかかりません。例えば200ドルの商品を購入した場合、その内の175ドルには税金がかからず、残りの25ドルに対してのみに6.25%の税金が加算されます。スーパーの食材類は非課税です。
レストランでの食事も6.25%の税金がかかります。また宿泊時にかかるホテル税があります。
全米では各州によって税率が異なります。マサチューセッツ州の消費税率はニューヨーク州に比べて低くなっています。
チップについて
レストラン、バー、ホテルルームサービス、ホテル、駅のポーター、タクシー運転手、通訳やガイド、ホテル係員に何か仕事をお願いした際は、内容によりチップの支払いが必要です。
詳しくはこちらのページ「チップについて」をご確認下さい。
アルコール及びタバコについて
マサチューセッツ州では21歳未満へのアルコール飲料、18歳未満へのタバコの販売は固く禁止されております。
アルコールを酒屋で購入される場合、食事の際にアルコールをお飲みになる場合は年齢を証明する必要がございますので、パスポートを予めお持ち下さい。
マサチューセッツ州はアルコール販売が厳しく、ライセンスがあるお店でのみ購入が可能です。コンビニでは取り扱っていません。
販売時間も限定され、日曜日の販売は一部のみです。マサチューセッツ州内のレストラン、カフェ、屋内ショッピングエリアは禁煙がほとんどです。出入り口に灰皿を設置している場所に限り喫煙が許されています。
ボストンの交通事情
ボストンの交通マナーはあまり良くありません。特に、自動車の運転はかなり強引です。道路をお歩きになる場合は充分に注意してください。歩行者もあまり信号を守らず、車が横行する中を平気で横切りますが、真似をしないようにお願い致します。
電話とインターネット
ボストンの公衆電話は50セント~1ドル位で通話は約1分から2分間(電話会社によって異なります)通話することができます・・・と言っても最近は携帯電話の普及で公衆電話から電話をかける方はごく少数かと思いますが念のため。
かけ方は、先ずコインを入れて、市内の場合は市外局番を抜いた電話番号を、市外の場合はコインを入れた後1をダイヤルして市外局番、そして電話番号を入力します。
また、ホテルや飛行場の売店ではテレフォンカードを販売しております。使い方は日本のものと違い、先ず暗証番号を隠してある銀色のシールをはがし、カードに書いてある電話番号を入力。そして暗証番号を入力したあと電話番号を入力します。
ホテルのお部屋からの通話料はとても高いのでテレフォンカードのご使用をお薦めします。
またスマートフォーンやタブレット、パソコンをお使いになる方はWIFIポイントは市内各所にございます。大小を問わず各カフェ、バーやレストラン、空港、ホテルロビーなど多くの場所に無料の電波があります(一部有料)。ちなみにハーバード大学の敷地内も無料WIFIが使えます。
両替について
日本円及び海外の通貨からアメリカのドルに両替する場合は、ホテルのロビー(通常1日$100〜200が上限です)、または外為取り扱い銀行や市内にいくつかある両替商で可能です。
アメリカでは偽札事件が多発しておりますので、両替は信用できる場所で行うことをお薦めします。
また人前では多額の現金を出さないようご注意下さい。東南アジアやグアム、ハワイなどのポピュラーな観光地と違い、ボストンでは両替できる場所が少なめです。外国為替のある銀行に行っても口座がないと断られることもあります。可能であれば滞在中使う分の現金をドルに交換してから渡航されたほうがいいと思います。
クレジットカードでの支払い予定の金額と調整し、ドルの現金ををあらかじめ予想して準備するお客様が増えています。なおボストンのローガン空港到着ロビーには両替所がございます。
ボストンの危険地帯
他のアメリカの街と比べると比較的安全な街ボストンでも、危険地帯はいくつかございます。
チャイナタウンの裏路地、ダウンタウンの南側一帯は明るいときでも訪れない方がよいでしょう。
日没後の公園には入らないで下さい。夜は明るい大通り、人通りの多い道以外は通らないで下さい。
病気、事故、盗難
お泊まりのホテルには、緊急ドクターが常駐している場合もございますが、慣れない英語で対応するのは難しいものです。緊急の場合は私どもの緊急用の連絡電話番号におかけ下さい(ただし通訳費用が有料の場合もございます)。
警察の電話番号911(アメリカでは消防も同じ番号です)は、公衆電話からは無料でかけることができます。
電圧とプラグ
電圧は120V/60Hzです。日本の電化製品もほぼ使用可能ですが、電気器具に記載の表記に気をつけて下さい。仮に使用可能でも、長時間の使用は避けた方がいいでしょう。長期滞在の場合は電気屋さんでコンバーターをお買いなる方もおります。
パソコンや携帯電話の充電器はお使いいただいてほぼ問題ありませんが、機器に記載の表記を確認の上、自己責任の元お願いいたします。
ちなみにプラグは3つ穴も見かけますが、2つ穴が一般的なので、日本のプラグでもそのまま差し込むことができます。
ビザについて
日本はビザ免除プログラム対象国なので、日本国籍の方の90日以内の観光、商用が目的はビザは不要です。ただし、ESTA(電子渡航認証システム)で入国許可申請の取得が義務づけられています。ESTAはインターネットで申請し、ほぼ即座に回答が表示されますが、認証保留になる場合は72時間以内に確認することになりますので、なるべく早い目に申請することをおすすめします。
ESTA申請画面へリンク(日本語で申請可能です)
https://esta.cbp.dhs.gov/esta/
注意:ここにある情報は2014年4月1日現在のものです。これらの内容でお客様が不利益を得た場合でも当社は責任を負いかねます。